IPSプロジェクトの3つの優先地域とパイロット地域:

 2017年以降の2年間で、アジア・オセアニア域の地域的な特性を考慮し、メコンデルタ、太平洋島嶼海域、ヒマラヤ山岳地域がIPSの3つの優先地域として同定されました。アジア・オセアニア地域は、世界で最も標高が高い山岳地域(ヒマラヤ)から、幾つかの河川流域(主たる河川の一つがメコン)を経由して、多くの島からなる巨大なオセアニア地域(太平洋島嶼とインド太平洋の海大陸域)までの様々な地域からなります。3つの地域は、GEOの3つの優先連携分野と関連し、自然災害や環境変動による典型的な社会的問題を抱えています。IPSプロジェクトの成果は、アジア・オセアニア地域や、グローバルな他の地域にとり、良い事例を示すことが期待されます。
 IPSプロジェクトの開始にあたって、3つの優先地域のうちのパイロット地域も、メコン流域ではメコンデルタ、太平洋島嶼ではサモア流路、ヒマラヤ山岳ではカンチェンジュンガ地勢と、それぞれ同定されています。これらのパイロット地域はIPSプロジェクトの成果をより表現できる地域として選定されました。このため、現在IPSデータセットとしてリストアップされている全てのデータセットはパイロット地域をカバーしています。